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今月の気になる防災用品

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エマージェンシーバッグ

エマージェンシーバッグの製造について

このたび、エマージェンシーバッグの防災・避難用品カタログ2017~2018の掲載に間に合い、ホッとしている次第でございます。この商品を開発した大きなきっかけとしましては、相当以前に都内のとあるお客様の要請で、シルバー色ではない別の色の非常用持出袋を約1500名の全職員様に配布したいとの要望があり、ネイビー色の非常持出袋を提案したことと、普段自治体様の防災訓練での防災用品展示・説明などの活動を通じて、市民の皆様からもらう『宿題』も同じようなテーマだったのです。当時契約をいただいたお客様には何とか納期までに完納できたことがとてもうれしく思ったことが、今でも忘れられません。

ショルダータイプ
そこでせっかくいただいた『宿題』をもう一歩発展させられないかな、と考え伝統的なシルバー色とは別のカジュアルな、しかも防炎品で普段使用を兼ねられ、いざという時にも活躍できる『ショルダー・リュック型兼用バッグ』をと考えました。しかし、難問が待ち構えておりました。従来の非常持出袋は、いわゆるリュック型かナップ型が主流で、生地がやわらかく、ショルダー型バッグには向かないことでした。そこで、数年前から帆布を使用した『かつしか帆布』というトートバッグを弊社工場で生産していることから、帆布形式のものを追求し、なんとかバッグに見合う帆布を見つけ試作品ができました。

リュックタイプ
社内で検討を重ねましたが、難題がもう一つ残っていました。ショルダー・リュック型兼用の機能のみならず、防炎品である必要があったのです。帆布の生地で、(公財)日本防炎協会の防炎認定を取得しているものは見あたらず、一から作ることが必要でした。そこからが大変でした。何度も生地の選定を行い、生地メーカーさんの社内試験を何度もお願いし、挫折を繰り返し製品化したものが2016年に(公財)日本防炎協会の防炎認定試験に合格した後、弊社工場視察・書類審査など厳しい審査を経て防炎認定を取得することができたのです。

ベルト通しタイプ
最期にベルト通し式にもできたほうがベストとの社内での意見も出され、機能性を追加しました。これで3WAY式エマージェンシーバッグがはじまったのです。未来型の非常持出袋といえば大袈裟でしょうか?是非皆さんに使っていただけるよう今後も、エマージェンシーバッグをはじめ、よりよい防災用品を開発を続けていきたいと考えております。